記事詳細

名人撃破!藤井四段、羽生棋聖と公式戦初対戦へ 専門家「終盤まで互角なら十分勝機」 (1/2ページ)

 「名人をこす」と小学生のころに書いた夢を中学生で早くも実現させてしまった。朝日杯将棋オープン戦本戦の準々決勝で、佐藤天彦名人(29)を撃破した藤井聡太四段(15)。次の準決勝ではいよいよ羽生善治棋聖(47)=竜王=との公式戦初対戦となる。永世七冠を達成し、国民栄誉賞受賞が決まった将棋界のレジェンドが相手だが、専門家は「勝機あり」とみる。

 対局は藤井四段の先手番で、「横歩取り」の戦型から中盤以降にリードを奪い、その後も緩むことなく121手までで押し切った。

 「名人に勝てたのは、早指しではありますが、自信になりました」と語った藤井四段。小学生のころに「名人をこす」という目標を書いたことに質問が及ぶと「まだ小学生だったので、自分でもすごいことを書いてしまった」とはにかみながらも、「超えたことにはならない」と表情を引き締める。

 朝日杯は持ち時間が各40分の早指しで、藤井四段が中学生で優勝の可能性を残す最後の棋戦。優勝すれば、加藤一二三・九段(78)が持つ15歳10カ月の一般棋戦優勝最年少記録を更新することになる。

 羽生棋聖とは非公式戦では1勝1敗。昨年2月の対戦では、持ち時間が各2時間というルールで藤井四段が勝利した。それから1年後に公式戦での対戦となる。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース