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【永田町・霞が関インサイド】「辺野古で一騎打ち」注目の沖縄・名護市長選 仮に稲嶺氏が3選を果たせなかったら… (1/2ページ)

 昨年の暮れから年始にかけて、家族と沖縄に行ってきた。

 沖縄本島北西部にある美ら海水族館(=巨大なアクリル水槽に回遊するジンベエザメやナンヨウマンタで有名)の帰途、急に思い立ち、名護市役所に立ち寄った。

 その日は元日、市役所はもちろん無人だった。

 訪れたのには理由がある。筆者が沖縄入りした前日の12月29日に菅義偉官房長官が日帰りで名護市を訪問していたのだ。1月28日告示・2月4日投開票の名護市長選に向け、テコ入れを図るためである。

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、移設反対の現職、稲嶺進氏(72)=社民、共産、社大、自由、民進各県委・県連推薦=と、移設是非を明確にしていない(=実質賛成とされる)渡具知武豊(とぐち・たけとよ)氏(56)=自民、公明党県本部推薦=が熾烈な選挙戦を演じることになる。

 菅氏は、渡具知氏を激励後、辺野古周辺の地元3区長、米軍北部訓練場がある東村、国頭村の村長らと会談し、地域振興と基地負担軽減をアピールした。

 辺野古移設推進のカギを握る次期名護市長が執務する市役所を一目見ておきたいという“助平心”が向かわせたのである。転んでもただで起きないジャーナリストの悲しい性なのだ。

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