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犬・猫から感染症で国内初の死者、60代女性が屋外で餌やり 厚労省「濃厚な接触避けて」 (1/2ページ)

 犬や猫などから人間にうつるとされる人獣共通感染症「コリネバクテリウム・ウルセランス感染症」による死者が、国内で初めて確認されたという。14日の産経新聞が報じた。厚生労働省は今月、自治体などに向けて通知を出し、情報提供を行った。身近なペットを介し死者がでるとは衝撃的だ。

 コリネバクテリウム・ウルセランス感染症は、家畜やペットの動物が持つ「コリネバクテリウム・ウルセランス菌」に感染することで起きる。のどの痛みやせきなど風邪の症状が出て、重症化すると呼吸困難などで死亡することもある。人から人にうつることはほとんどない。予防接種の効果で日本ではほとんど患者がいない感染症「ジフテリア」に似ており、抗菌薬などで治療が可能だ。

 厚労省によると、この感染症で死亡したのは福岡県の60代の女性で、2016年5月に呼吸困難で救急搬送され、3日後に死亡。血液などから菌が検出された。女性は3匹の猫に屋外で餌をやっていたといい、そこからの感染が疑われている。

 国立感染症研究所によると、この感染症は国内では01年に初めて感染例が報告され、17年11月末までに、死亡した女性を含め北海道から九州まで25人の感染が報告されている。犬や猫を飼っていたり、接触があったりする患者がほとんどだ。英国など海外でも数十例が報告されており、死者も出ている。

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