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少女に売春あっせんした母子、原因は長男暴力か困窮か 近隣住民「お母さんは顔にあざ」

 長男の交際相手の少女に売春させたとして、母親と長男が逮捕されるという異様な事件。売春で稼いだ金を全額奪って生活費に充てていたというから恐ろしい。親子の自宅周辺からは、暴力と困窮の構図が浮かんできた。

 児童福祉法違反(淫行させる行為)と売春防止法違反(周旋)の疑いで警視庁少年育成課に逮捕されたのは、東京都練馬区の無職の母親(55)と長男(18)。

 逮捕容疑は2016年12月ごろ、当時17歳の少女(18)に50代の客と東京都豊島区内のホテルでわいせつな行為をさせた疑い。17年1月までに二十数回売春させ、客から受け取った計約70万円を全額回収、生活費に充てていた。

 「そこの部屋、ガラスが割れているでしょ? 何か投げたりしていたんだろうね」

 近隣に住む40代男性はこう話す。2人と少女が住んでいた都営団地の一室の窓ガラスは放射状に割れており、ベランダも荒れた様子だった。

 80代の近隣住民の女性は「夜もバタンバタンと暴れている音が聞こえてきた。お母さんは顔にあざをつくり、『息子には手がつけられない』と言っていた。同年代の女の子とつるんでいたのも見かけた」と話す。

 70代男性も「息子が騒いでいたことでこの棟では有名」と話す。

 捜査関係者によると、被害者の少女も長男から殴られたり、たばこの火を押しつけられたりしていた。

 一方、母親については「あいさつを交わす程度だが、おとなしそうな人」(近所の主婦)という。別の知人によると、銀行口座も凍結され金に困っていた様子だったという。

 息子の言いなりだったのか、生活の困窮が原因だったのか。どちらにせよ許されることではない。

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