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【富坂聰 真・人民日報】中国人頼みの韓国観光業界 それでも冷えた関係回復は絶望的 (1/2ページ)

 年末に参加したある会合でのこと。たまたま日本で旅行会社を経営する中国人の話を聞く機会があり、中国から来日する観光旅行客の今後の推移の見通しを知らされて驚いた。

 中国でビッグデータがはじき出した数字によれば、ここ数年のうちに中国から訪れる観光客の数は、年間4000万人にまで膨らんでも不思議ではないという。

 2017年が約735万人だから、5倍以上ということだ。

 真っ先に頭に浮かんだのが、「新幹線がパンクしてしまうのではないか」という懸念。つまりキャパシティーがもつのかという心配だったが、日本の観光業界が潤えば、日本経済への貢献は小さくないのだからネガティブに受け止める必要などない。

 そもそも、お隣・韓国の事情を見ていると、そんなことさえ贅沢な悩みだと、思い知らされる。

 韓国への高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)の配備ですっかり冷え切ったとされる中韓関係は、2017年12月13日、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領が初の訪中を果たしてもなお、完全には改善されないという生煮えの状況が続いている。

 関係悪化に頭を痛めているのが、いまではすっかり中国の観光客頼りとなってしまった韓国の商業界であることは言うまでもない。

 北京の夕刊紙記者が語る。

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