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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「失敗」》繰り返される政治報復 国民の分裂という積弊 (1/2ページ)

 思ったより小柄だなあ、というのが少し遠目でタキシード姿を見たときの印象でした。横には上品な色合いのチマ・チョゴリに身を包んだ夫人。10年近く前、米ニューヨーク市内のホテルで見かけた李明博(イ・ミョンバク)大統領(当時)夫妻は、それはそれは華やかな雰囲気に包まれていました。

 確か国連総会出席のための訪米で何らかの歓迎レセプションへ向かうところだったと記憶しています。

 そのときの主役が今は拘置所の中。「積弊(長年の弊害)清算」の名分のもと、李氏に対し韓国検察は先月下旬、巨額の収賄、脱税や職権乱用など十数件の容疑で逮捕状を執行しました。

 日本にとって李氏は決して、いや李氏に限らず最近の韓国大統領は、好ましい大統領とはいえませんでした。

 大阪府生まれで日本を知っており、帰国後は若くして現代建設の社長、会長を務めた企業人。持ち前の合理性で未来志向の日韓関係を進めてくれるとの期待も当初はあったのですが、身内の不祥事などで支持率が下がり始めた任期後半の2012年8月、島根県の竹島(韓国名は独島)へ不法上陸しました。日韓関係の一線を大きく越えたのです。

 李氏の真意は明らかではありませんが、次の大統領選で革新系(左派系)が勝利した場合などに備え、国民の愛国心に強く訴える反日行動を取ることで訴追は免れる、と計算していたとの分析もありました。

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