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【日本の元気】「正しい」日本地図とは 「鳥の眼」視点で海域描き込んだ地図の実現を (1/2ページ)

 テレビ番組で、ドローンによる空撮シーンが多用されるようになった。かつて空撮は、ヘリコプターなどを利用するしかなかったが、今は10万円台のドローンでも見事な空撮シーン撮影が可能だ。自分の居場所がどこなのかを「鳥の眼」の視点で知りたいというのは、人の本能だと思う。

 その視点、俯瞰イメージが必要にもかかわらず、欠落している「図」がある。日本地図だ。Googleの画像検索で「日本地図」を調べたところ、近隣諸国もきちんと描いてある地図はわずか6%にすぎないことがわかった。

 日本は亜寒帯から亜熱帯まで南北に細長い。北方領土から台湾に近い与那国島まで直線距離で約3000キロもある。また、日本の最南端は東京から1700キロ南の沖ノ鳥島。そこまで正確に「日本」を描くとほとんどが海となり、陸地の詳細が描けない。

 そこでほとんどの日本地図は、沖縄県など島の部分のみを切り取り、日本海や太平洋など海の部分に貼り付けている。伊豆諸島や沖ノ鳥島などの離島も同様だ。そのため、沖縄県が本土からどれくらい離れているかなど、日本の正しい姿のイメージが損なわれている。私たちは、子供時代から日本の国土の正しい姿を得てこなかったのだ。

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