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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「失敗」》拉致問題解決の失敗は日本政治の敗北 (1/3ページ)

 絶対に失敗は許されない-。国会議員の中で誰よりも北朝鮮による拉致被害者の救出を目指してきた安倍晋三首相は、そう決意しているに違いない。首相は今月17、18両日に開かれる日米首脳会談で、拉致問題を米朝首脳会談で取り上げるようにトランプ米大統領に求める考えだ。

 「ディール(取引)」外交で欧州や中国、中東からの激しい反発を招いているトランプ氏だが、安倍首相とは電話会談などで気軽に話ができる間柄だ。トランプ氏との信頼関係をテコに拉致問題を解決できるか。北朝鮮をめぐる情勢で日本外交は正念場を迎えている。

 横田めぐみさん(53)=拉致当時(13)=が北朝鮮に連れ去られて昨年11月15日で40年となった。4月8日、産経新聞1面に掲載された「めぐみへの手紙」でめぐみさんの父・滋さんと母・早紀江さんはこう書いている。 

 「厳しく、つらすぎる現実にも、必ず意味がある。神様はすべてを見通し、必ず最後にいいようにしてくださる。最近、『被害者と家族は大きな宿命、使命の中に生きている』と、より強く感じるようになりました」

 最愛の娘が突然、行方不明になり、北朝鮮に拉致されて40年。大好きな家族と子供の成長を見守りながら暮らす人生を、今も無慈悲に奪われたままだ。記者自身、娘がいることもあり、横田夫妻の「めぐみへの手紙」に胸が打たれる。

 めぐみさんの救出活動を続けてきた横田夫妻が娘に会えないまま、老いていく姿を見るのはあまりに辛い。こんな悲劇は2度と起こってはならない。すべての日本人が忘れてはならない真実だ。

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