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『加計』文書も存在していた 当時の首相秘書官発言として「本件は、首相案件」 朝日、NHKなど報道

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐり、愛媛県が「ない」と回答していた文書が存在していたことを、朝日新聞やNHKなどが報じた。県側が2015年に首相官邸などを訪れた際の面会記録という。文書管理のあり方が問われるなか、国会論戦の新たな火種となりそうだ。

 この文書には、県や今治市、学園の関係者が、国家戦略特区に申請する前の15年4月に官邸と内閣府を訪れた際、面会した幹部の名前とやり取りが記されている。県が特区の説明資料として、内閣府や文科省、農水省に配ったとみられる。

 朝日新聞の10日朝刊によると、文書には、当時の柳瀬唯夫首相秘書官との面会記録が含まれる。

 15年4月13日付の文書には、柳瀬氏の発言として、「本件は、首相案件となっており、内閣府藤原次長の公式のヒアリングを受けるという形で進めていただきたい」「自治体がやらされモードではなく、死ぬほど実現したいという意識を持つことが最低条件」といった内容が残されている。

 柳瀬氏は昨年の国会で、「会った記憶はない」「会っていたとも、会っていないとも申し上げようがない」と答弁していた。

 今治市の市民団体は17年5月、新設計画に関する全文書の情報公開を県に請求した。官邸の訪問記録については、県から「廃棄済みのため、ない」などと口頭で伝えられたという。

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