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【室谷克実 新・悪韓論】「沈みゆく韓流・登り続ける日流」に憤激する韓国マスコミ人 “正しい反日意識”持つ記者が噛みつき材料探し (2/2ページ)

 韓国を訪問する日本人客は、実際の目的が何であろうと、「輝かしい韓流の成果」だった。しかし、李明博(イ・ミョンバク)大統領(当時)の竹島上陸と、天皇侮辱発言を機に、日本人の訪韓者数は落ち込んだまま停滞している。

 一方、日本旅行に出る韓国人の数は伸びる一方で、2017年には714万人(=日本人の訪韓者数は231万人)にも達した。今年1~2月は151万人(前年同期比23%増)で、中国人訪問客数を抜いて国別トップになった。どうにもブレーキが利かない。

 まさしく、「沈みゆく韓流・登り続ける日流」だ。この状況が「正しい反日意識」を持っていると自負するマスコミ人には「許しがたいこと」なのだ。

 中央日報(4月3日)の「取材手帳『日帝時代マーケティング』度が過ぎるのでは」は、「京城」「倶楽部」といった“日帝残滓の言葉”を店名に付けた居酒屋が、日本人観光客ではなく、韓国人の若い世代で混み合っていることに憤りを爆発させている。

 これが韓国のマスコミ人として「正しい反日意識」の発露なのだ。韓国では、右派マスコミも左派マスコミも、「正しい反日意識」を持つ記者が圧倒的多数を占める。彼らはいま“噛みつき材料”を探している。日本の政治家も企業も要注意の時期だ。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。著書・共著に『悪韓論』(新潮新書)、『崩韓論』(飛鳥新社)、『韓国リスク』(産経新聞出版)など多数。

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