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加計問題“不祥事追及国会”に懸念 有本香氏「真に大事な議論が後回し」、八幡和郎氏「柳瀬氏は面会認めるべき」 (1/2ページ)

 学校法人「加計学園」問題は、週明けに新たな展開を見せそうだ。獣医学部新設に関し、当時の柳瀬唯夫首相秘書官が「首相案件」と発言したとの記述がある文書が、農水省で見つかり、柳瀬氏の国会招致は避けられない。与党は16日、野党に参考人招致を提案する見通しだが、国際情勢が激動するなか、国会が「不祥事追及」に終始することへの懸念も出ている。

 「柳瀬氏は、2015年4月の愛媛県職員らとの面会について、『記憶の限り』と条件つきで否定している。文書が出てきた以上、面会そのものは認めるべきだろう」

 元通産官僚で評論家の八幡和郎氏は、経産審議官を務める柳瀬氏の先輩として、こう指摘した。

 野党やメディアは「首相案件」の記載があることを理由に、国家戦略特区での獣医学部新設は「加計学園ありき」だった、と問題視している。

 これに対し、八幡氏は次のように語った。

 「柳瀬氏は本当に『首相案件』と言ったのか。仮に事実としても、『相手を喜ばせる』秘書トークだろう。『通常の陳情と同じ対応をしたので、記憶になかった』と説明すればいい。国会で批判の矢面に立っている、財務省の太田充理財局長の答弁を見習うべきだ」

 野党が求める証人喚問について、八幡氏は「飛躍がある」と慎重だが、「不祥事の連鎖」は安倍晋三政権にダメージを与えている。

 八幡氏は「強固な支持層と反対派以外は、『安倍首相の代わりがいない』として消極的に支持している。こうした中間層をつなぎ止めるために、政府は過去の答弁の誤りを認めた方がいい」と懸念を示す。

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