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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】野党やマスコミの「倒閣運動」 憲法改正阻止が目的か 祖国の未来より保身が大事な政治家“日本の恥”だ (1/2ページ)

 日本国憲法は、5月3日の憲法記念日で施行71周年となった。

 現行憲法の条文の大半は、GHQ(連合国軍総司令部)民政部に所属するコートニー・ホイットニー准将以下、25人の米国人が英語で書いた「GHQ草案」の和訳である。草案はダグラス・マッカーサー元帥の命令で作られたので、「マッカーサー草案」とも呼ばれる。

 突貫工事だったので日本の民間人が作成した憲法私案も参考にしたそうだ。だが、国家の基本法たる憲法を戦勝国が作成することは、当時すでに国際法違反だった。GHQは日本メディアに「プレスコード」の遵守を命じて、この事実の報道を禁止し、徹底的な検閲を実施した。

 日本メディアは今日に至るまで、当時の経緯を積極的には報道しない。小中高校でも教わらないので、占領終了から丸66年になろうとする現在でも、日本国憲法の制定経緯を知らない日本人は驚くほど多い。

 9条で軍隊の保有を禁じた現行憲法を「平和憲法」と呼ぶ日本人は多い。だが、GHQは「米国の平和」のために、日本に軍隊の保有を禁じたのだ。9条は「日本の平和」とは無関係なうえに、敵の侵略の誘い水である。9条さえなければ、北朝鮮による拉致被害があれほど拡大することもなかったはずだ。憲法改正の国民投票までに、すべての日本国民が理解しておくべき事実である。

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