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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「山」》山積する外交課題をスルーする野党は平和ボケ 拉致問題解決に国会も総力をあげよ (1/2ページ)

 日本外交は今、最も厳しい山場を迎えているといっても過言ではない。

 6月12日、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長がシンガポールで会談することが決まった。米国が北朝鮮が保有する全ての核兵器や弾道ミサイル、大量破壊兵器の早期廃棄を求めるのは確実で、米国の要求に対する北朝鮮の対応が焦点だ。

 仮に北朝鮮が非核化の具体的な計画を示し、朝鮮戦争の休戦協定が平和協定へと転換する道筋が示されれば、在韓米軍の撤退がじわりとだが確実に現実味を帯びるだろう。東アジアの対中防衛ラインは一気に南下し、沖縄が最前線となる。

 一方、仮に米朝会談が決裂すれば、朝鮮半島の有事など半島情勢が緊迫化する懸念もくすぶる。米朝会談の行方は、日本の安全保障戦略を根底から覆す可能性がある。

 日本は北朝鮮との間に日本人拉致問題を抱える。先月の米フロリダ州での日米首脳会談の際、トランプ氏は安倍首相から拉致問題にかける政治家としての決意をじかに聞き、「シンゾーの信念はビューティフルだ」と最大限の理解を示し、米朝会談で必ず拉致問題の解決を議題にすると約束した。

 一方、北朝鮮国営の朝鮮中央通信は今月12日、「日本はすでに解決した拉致問題を持ち出し、朝鮮半島の平和の流れを阻もうとしている」などとして日本政府を牽制した。軍事力を持たない日本は拉致問題の解決は「米国頼み」(外交筋)なのが現実だ。首脳間の友情をテコに北朝鮮に拉致問題の解決を促すことができるか。安倍首相は正念場を迎えている。

 北朝鮮に拘束されていた米国人3人が、ワシントン近郊の空軍基地で出迎えたトランプ氏とともに飛行機から降りてきた姿は、歴史上初の米朝会談に向けた交渉が確実に進んでいることを世界に見せつけた。

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