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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】物事の優先順位と考え方の基礎 激変する世界情勢も国会では「モリカケ」… (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領と、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による史上初の米朝首脳会談が、6月12日にシンガポールで開催される。つい半年ほど前までは、お互いを「チビのロケットマン」「老いぼれ」などと罵(ののし)り合っていた。

 激変する世界情勢と、予測困難な今後の展開に軽い緊張感を覚えていたら、うかつにも日本の国会中継のメディア報道を見てしまった。相変わらずの「モリカケ」に脱力した。

 日本には物事の優先順位が滅茶苦茶な人が意外に多い。おそらく学校の勉強が暗記中心なので、「考え方の基礎」を教わらないのだろう。今回は、優先順位の付け方や、物事の考え方の基礎について、私の見解を述べたいと思う。

 まずは優先順位についてだ。私は同時に複数の処理すべき仕事(タスク)を抱えた場合、「緊急性」と「重要性」を1つずつ評価する。この作業をすると、処理待ちタスクが、(1)緊急かつ重要なもの(2)緊急ではないが重要なもの(3)緊急だが重要ではないもの(4)緊急でも重要でもないもの-という4種類に分類できる。

 誰もが通常は、(1)の「緊急かつ重要なもの」から処理を始める。私なら毎週締め切りが決められた夕刊フジのコラム執筆などである。未読が溜まると後から困る電子メール処理など、(3)の「緊急だが重要ではないもの」も、毎日頑張ってこなす。

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