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【有本香の以毒制毒】「加計問題」愛媛新文書で炎上 朝日さん「首相動静」やめたら? (2/2ページ)

 自身の「二重国籍」疑惑(=『二重国籍』だったと後に判明)のときに散々言われた「疑惑を否定するならアナタが証明せよ」をまねた論法で、必死に自己アピールに努めたのだが、またもや「お前が言うな」と多くの人から笑われている。「会わなかった」ことの証明は悪魔の証明で困難だが、国籍が二重でないことの証明は簡単にできる。

 このままでは面目丸つぶれとでも思ったのか、朝日新聞は23日朝刊で、「官邸には複数の出入り口があり、その全てを確認できているわけではない」「官邸や公邸、東京・富ケ谷の私邸で記者に分からないようにする『極秘会談』も過去にたびたび行われてきた」「記憶や記録がないことは、面会を否定する明確な根拠にはならない」とまで書いた。

 枝野氏も、官房長官時代に、首相動静に載らない会い方で、菅直人首相と会っていたとツイートし、「告白」した。

 「開いた口が塞がらない」とはこのことだ。

 朝日新聞は自ら、「自社の首相動静は穴だらけでアテになりません」と言ってしまったに等しい。であれば、そんなもののために、連日朝から晩まで社員を張り付け、ブラックな働き方をさせる「悪習」をこの機に止めてはどうか。

 国民は皆アホではない。朝日新聞の動静がどう書こうが、国家の一大事において宰相が「密談」1つできないなどとは思っていない。どうか安心して「首相動静」なる悪弊を断ち、働き方改革の先頭に立つことをオススメしたい。 

 ■有本香(ありもと・かおり) ジャーナリスト。1962年、奈良市生まれ。東京外国語大学卒業。旅行雑誌の編集長や企業広報を経て独立。国際関係や、日本の政治をテーマに取材・執筆活動を行う。著書・共著に『中国の「日本買収」計画』(ワック)、『リベラルの中国認識が日本を滅ぼす』(産経新聞出版)、『「小池劇場」の真実 』(幻冬舎文庫)など多数。

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