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トランプ大統領の外交力に北狼狽 米朝会談中止通告→開催に含み、「中韓へも圧力強化」の声も (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領の「外交力」に、北朝鮮と韓国、中国が翻弄されている。「核戦争」に言及した北朝鮮の恫喝(どうかつ)にブチ切れ、米朝首脳会談(6月12日)の中止を通告したかと思えば、開催に含みも持たせ、狼狽(ろうばい)させているのだ。一方で米国は今後、北朝鮮への圧力を強める姿勢を取っている。偽りの「平和ムード」を演出した韓国や中国にも制裁的措置をとる可能性がありそうだ。

 「(6月)12日の開催もあり得る」

 トランプ氏は、衝撃の会談中止通告から一夜明けた25日、記者団にこう語った。

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長への「首脳会談中止の書簡」が公表された後、北朝鮮は金桂寛(キム・ケグァン)第1外務次官が「会談開催」を懇願するような談話を発表した。トランプ氏の発言はそれを受けたものだった。

 ジェームズ・マティス米国防長官も25日、「何か良いニュースがあったかもしれない」と述べ、米朝首脳会談が再設定される可能性を示唆した。

 ただ、米国は、北朝鮮への疑念を強めている。ホワイトハウス高官は「北朝鮮に対しては『最大限の圧力』をかけきったとは言えない」と指摘し、北朝鮮への追加制裁に踏み切る可能性を示した。

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