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日大・非常勤講師大量雇い止めにも内田氏の影 組合との交渉の場に一度も現れず (1/2ページ)

 日大アメフト部の悪質な反則タックル問題で監督を辞任した内田正人前監督(62)について、大学幹部としての職務をめぐり学内で騒ぎになっている。人事担当の常務理事兼人事部長として非常勤講師の大量雇い止めを行った一方、組合との交渉の場には一切姿を現していないというのだ。組合側は内田氏と田中英寿理事長(71)の辞職や全理事の刷新などを要求した。

 「これまでは数年に1人程度だった非常勤講師の雇い止めが、今年3月には数十人ほど行われた。(アメフト部の選手らも所属する)スポーツ科学部が設置されている三軒茶屋キャンパスでも15人の英語を担当する非常勤講師が切られた」と語るのは、非常勤講師組合「日大ユニオン準備会」の関係者だ。

 組合では大量雇い止めに異議を申し立て、日大の人事担当職員らとの交渉を行ったが、人事担当の常務理事で人事部長でもある内田氏は一度も交渉の場に現れたことがないという。

 大学側から交渉の場に出てきているのは人事課長や日大の顧問弁護士だが、組合側は「否定ありきで受け答えしているとしか思えない」とし、法的にも納得できないような理由で主張を退けていると不満をもらす。

 内田氏が交渉の場に出てこない理由について日大広報部は「あくまで責任者であるため、交渉が先に進まなければ同席してもあまり意味がない。交渉は現場レベルでの話を詰める段階だったので、現場のことをよく理解している人事課長を中心に対応している」と説明した。

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