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文大統領、シンガポール入り断念か 米が「従北政権」の介入を警戒

 韓国大統領府(青瓦台)は7日、米朝首脳会談(12日)に続き、文在寅(ムン・ジェイン)大統領を交えた3首脳会談が開かれる可能性は低いとの見方を示した。ドナルド・トランプ米政権は、北朝鮮の「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」を阻害しかねないとして、「従北」の文政権の介入を警戒している。朝鮮戦争終結に関与しようとする文氏の画策は、「断念」となりそうだ。

 「時間がたつにつれ、可能性は低くなっている」

 青瓦台の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は7日の記者会見で、「この時点で、文大統領がシンガポール入りし、韓米朝首脳会談を実施する可能性はほとんどないと考えるべきか?」と問われ、こう答えた。

 聯合ニュースは7日、米朝首脳会談の議題をめぐる板門店(パンムンジョム)での米朝実務協議が不調に終わり、文氏のシンガポール入りも難しくなった、との政界関係者の話を伝えた。

 トランプ政権は「北朝鮮の非核化」をめぐり、韓国に対して「深く入り込まないでほしい」と要請してきた。文政権が、「段階的非核化」にこだわる北朝鮮の主張をうのみにし、「完全非核化」達成前の見返り提供を模索しているためだ。

 文氏は、韓米朝3カ国の首脳会談を通じた朝鮮戦争の終戦宣言も目指しているが、1953年の休戦協定の当事者に韓国は含まれていない。そもそも、「部外者」であることを自覚すべきだ。

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