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正恩外交のカギ握る“3人の女” 「唯一、心を許す」妹・金与正氏、トランプ氏激怒させた外交官・崔善姫氏、統一戦線部策略室長・金聖恵氏 (2/2ページ)

 韓国メディアによると、崔氏は、崔永林(チェ・ヨンリム)元首相の長女で、オーストリアや中国などへの留学経験がある。

 北朝鮮の核問題をめぐっては、6カ国協議などの交渉で通訳を担ったほか、今回の米朝首脳会談に際し、南北軍事境界線のある板門店(パンムンジョム)で、米国と協議を重ねてきた。

 朝鮮日報(電子版)によると、首脳会談前日の11日もシンガポールで、ソン・キム元駐韓米大使(現駐フィリピン大使)率いる米国代表団と協議し、「合意文の草案の最終調整」に入ったとも伝えられる。

 3人目は、朝鮮労働党統一戦線部の金聖恵(キム・ソンヘ)策略室長だ。

 韓国メディアによると、金日成(キム・イルソン)総合大学出身とされるエリート官僚で、南北閣僚級会談など「対南(韓国)交渉」に長く関わってきた。韓国側では、「いつも自信満々」「柔らかく落ち着いた言動が普通の人ではない印象」との評価もある。

 金聖恵氏は、正恩氏の親書を持参して、5月末から訪米した金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長(統一戦線部長)に同行したことを機に、注目された。今回もカペラホテルで、正恩氏の動線などを確認していた。

 統一戦線部は、CIA(中央情報局)とともに、米朝首脳会談への事前交渉を主導した工作機関であり、金聖恵氏は、実務責任者とみられる。

 「3人のオンナ」の動向は、正恩氏の決断にどのような影響を与えるのか。実は、北朝鮮の“国家機密”かもしれない。

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