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米朝「最凶タッグ」が誕生した瞬間…シンガポール現地リポート (1/3ページ)

 6月12日、米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩党委員長が史上初の米朝首脳会談を行った。筆者は会談を現地からレポートするためシンガポールを訪れていた。赤道直下に位置するだけに気温は32度、湿度は60%という厳しい暑さだ。

 ■金正恩氏のトイレ問題

 過酷な暑さにもかかわらず金正恩氏は10日にシンガポール入りした時からいつもの人民服だった。会談時は別として、筆者は金正恩氏が夏期に着用する白の開襟シャツで過ごすのでは?と思っていたが、そうではなかった。ここ最近の金正恩氏の肥満はどんどん進んでいる。あの体型ではこの暑さも相当堪えただろう。

 暑さ対策も含めて、金正恩氏の健康状態を保つために北朝鮮側も入念な準備をしてきたことは、国内の視察で愛用している専用ベンツをもちこんだことからもわかる。このベンツには警備上の問題や金正恩氏のトイレ問題のストレスを和らげるため、彼のトップシークレットが隠されているという。

 (参考記事:金正恩氏が一般人と同じトイレを使えない訳

 金正恩氏は会談前日の11日夜、いきなりシンガポールの観光施設を視察するという意外な行動に出た。視察では同国のバラクリシュナン外相とイーカン教育相と、自撮りの形でスリーショット写真の撮影にも応じた。写真はSNSにアップもされているが、やはり人民服姿である。

 その屈託のない笑顔は、これまで伝えられてきた残虐な独裁者というイメージからはかけ離れたものだ。しかし、金正恩氏は、気にくわない朝鮮人民軍幹部を人間をミンチと化する残忍な方法で処刑し、叔父である張成沢(チャン・ソンテク)氏も処刑した。母親違いの金正男(キム・ジョンナム)氏は外国で暗殺した。

 (参考記事:玄永哲氏の銃殺で使用の「高射銃」、人体が跡形もなく吹き飛び…

デイリーNKジャパン
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