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【桂春蝶の蝶々発止。】「手のひら返し」と「低俗な謝罪要求」に違和感…「精査できる能力」を万人が持つべき (1/2ページ)

 いま世の中では、「手のひら返し」が流行っているようです。

 サッカーW杯ロシア大会における、日本代表の大活躍を受けて、その現象がさらに表面化したと思います。大会前、あれだけ世論やメディアは酷評していたのに、結果一つで、この「手のひら返し」です(笑)。

 そこで思うのですが、ネットなどで蔓延(まんえん)する批判や攻撃って、ほとんどが「一瞬の感情であって、そうマジではない」と。そんな気がします。

 現場や渦中の方々が発する意見には重みがありますが、いわゆる「炎上」なんてものは、批判している側には何の責任も及ばないし、覚悟なんてない。何より批判の多くは匿名で、看板立てて主張していませんしね。

 要は、ある事象に対して、多くの「いっちょカミ」が集まっている状態なんです。口の悪い「ヤジ馬」が、たむろしているだけのこと。

 いま重要なのは、何が必要な意見で、何が不必要なのか、「精査できる能力」を、万人が持つことでしょうね。

 例えば、ロックバンド、RADWIMPSの新曲「HINOMARU」が批判を受けて、歌詞を書いたボーカルの野田洋次郎さんが謝罪したことが話題となりました。

 「日出づる国」「御国」「御霊」「高鳴る血潮」「千代」といった歌詞表現に、「軍歌では」「ぞっとした」「廃盤しろ」などと噛みつく人々がいたそうです。野田さんはツイッターで「不快な思いをさせてしまった人がいるというのが何より悲しい」「傷ついた人たち、すみませんでした」と謝罪しました。

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