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【室谷克実 新・悪韓論】文大統領、8日間雲隠れの怪…本当に「過労による風邪」なのか ロシアが鬼門?ストレスに弱い? (2/2ページ)

 27日は、第2回規制革新点検会議が予定されていた。これも急きょ「取りやめ」に。李洛淵(イ・ナクヨン)首相が「第1回会議より進展した報告内容がないこと」に失望し、大統領に「取りやめ」を進言したためとされているが、本当かどうか。点検会議の後に予定されていたユネスコの事務局長との会談も「取りやめ」になった。

 大統領府の「28、29日に予定された日程を、キャンセルあるいは延期する」との公式発表を読めば、大統領の体調不良は2日間だけかと思うが、ずっと続いていたと見る方が自然だ。

 つまり、文氏は6月24日午後から、7月2日午後まで8日間、公式の場に出てこなかった。

 とりわけ6月28日は、ジェームズ・マティス米国防長官との会談が予定されていた。ちょっと体調が悪い程度では、キャンセルできないはずだが、これもキャンセルになった。本当に「過労による風邪」なのかと疑われるのは当然だろう。

 昨年9月、大統領府は秘書室長の主宰で「大統領の日程改善」を議題にして長時間の会議を開いた。大統領の仕事を減らすことを話し合ったのだ。そして、週2回だった首席秘書官・補佐官会議を週1回に減らした。この時に、ロシア訪問直後に奥歯が2本抜けインプラント施術を受けることも明らかにされた。

 文氏は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で秘書室長を務めていた時期にも、ストレスで歯が4、5本抜けたという。

 ロシアが鬼門なのか、ストレスに弱いのか。ともかく、大統領が8日間も公式の場に姿を見せなかった事実は、とても重たい。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。著書・共著に『悪韓論』(新潮新書)、『崩韓論』(飛鳥新社)、『韓国リスク』(産経新聞出版)など多数。

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