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【スクープ最前線】韓国、あり得ない「裏切り」か…北に米情報を漏洩? 米朝会談中、平壌市内では「スパイ狩り」が (2/2ページ)

 冒頭の米情報当局関係者は「正恩氏や警察が持っていた『リスト』はデタラメだ。だが、反正恩一派に危険が迫った。情報が漏れている。(流出元は)韓国側しか考えられない」といった。

 旧知の外事警察関係者もこういう。

 「米国は韓国をまったく信用していない。例えば、米韓両軍が合同軍事演習で採用してきた最高機密『5015作戦計画』がある。特殊部隊による『正恩氏排除=斬首作戦』を含むものだが、2015年の策定翌年には韓国から北朝鮮に全部もれた。あり得ない」

 ふざけたことに、文政権は最近、中国やロシアと連携して、国連安保理決議で決めた「対北制裁」を、是が非でも緩和させようと画策している。これで米国の同盟国といえるのか。

 ジェームズ・マティス米国防長官は先月29日来日し、安倍晋三首相や小野寺五典防衛相らと会談した。次の4点で日米は固く一致した。

 (1)北朝鮮の核兵器と大量破壊兵器とあらゆる射程の弾道ミサイルについて「完全かつ検証可能で不可逆的な廃棄(CVID)」を目標とする。

 (2)北朝鮮に対し、具体的な非核化の行動を早くとるよう迫る。

 (3)国連安保理で決めた経済制裁を堅持する。

 (4)米国は、(安倍首相が全面解決に執念を燃やす)日本人拉致問題を重視する。

 一方、文大統領は前日28日、訪韓したマティス氏との会談をドタキャンした。理由は「風邪だ」と発表された。外務省関係者はこういう。

 「米国防長官との会談は、同盟国のトップにとって最重要会談の1つ。風邪でドタキャンなど、考えられない。『重病説』もあるが、米国では『仮病だろう。マティス氏に、正恩氏の言い成り状態を怒られるから逃げたのでは』という声が出ている。トランプ大統領の文氏嫌いは有名で、『韓国は裏切り者だ。懲らしめろ』という敵視論まで噴き出ている」

 あきれ果てた。本当に困った国だ。

 ■加賀孝英(かが・こうえい) ジャーナリスト。1957年生まれ。週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍し、数々のスクープで知られている。

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