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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】朝日新聞は恥知らずな対外発信をやめよ 国内で「大誤報」を認めながら… (1/2ページ)

 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で、マイケル・J・フォックスが演じた主人公は、米国人にとって最大級の侮辱「Chicken(チキン=臆病者)」と呼ばれて、反射的にキレた。

 日本人の場合、「恥知らず」や「卑怯(ひきょう)者」と呼ばれると激怒するのではないか。

 だが、私がこれらの表現をすべて使いたくなる存在が、東京・築地にある。まずは別項の英文と和訳を読んでほしい。

 朝日新聞デジタル英語版に今年1月9日付で掲載された記事の一部である。

 先の大戦中、金銭を対価に日本兵に性行為を提供する、「慰安所」が存在したことは歴史的事実だ。日本軍は性病対策の必要性などから、慰安所の設置や運営に関与した。慰安婦とは、この「軍公認の民間売春宿」が雇った女性のことだ。日本軍が朝鮮人女性を強制連行して性奴隷にした事実はない。

 朝日新聞は2014年8月、吉田清治氏の「慰安婦強制連行・性奴隷説」の証言を虚偽と認め、「大誤報」として過去の記事を撤回した。私が知る限り、朝日はその後、同趣旨の記事を日本語では発信していない。

 ところが、朝日新聞デジタル英語版が、海外の慰安婦像設置などの話題を報じるとき、前記したような表現が挿入されるのだ。類似表現は今年4月や6月にも確認できた。

 国内で「大誤報」を認めた事実と真っ向から矛盾する行為であり、「慰安婦強制連行・性奴隷説」を意図的に世界中へ流布していると疑われても仕方ないのでないか。

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