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「弱った患者の点滴に消毒液を」 死の看護師、犯行全容が徐々に… 旧大口病院事件 (1/2ページ)

 ■別の男性殺害の関与も認める

 犯行の全容が徐々に見えてきた。横浜市神奈川区の旧大口病院(現・横浜はじめ病院)で、点滴を受けた入院患者2人が中毒死した事件で、殺人容疑で逮捕された同病院元看護師の久保木愛弓(あゆみ)容疑者(31)は、神奈川県警の調べに「弱った患者の点滴に消毒液を入れた」と供述していることがわかった。自らの勤務時間中に死亡する可能性がある容体の悪い患者を狙って消毒液を混入した疑いがある。

 久保木容疑者は「自分の勤務時間に患者が亡くなると、遺族への説明が面倒だった」と供述しており、県警は自分の勤務開始前に殺害しようとしたとみて捜査している。

 また、同病院の4階ナースステーションで保管されていた未使用の点滴袋約10袋前後にも、針で刺したような穴が見つかっていたことも判明した。

 久保木容疑者は被害患者の男性=当時(88)=を殺害したとされる2016年9月18日は、男性の点滴チューブに直接消毒液を混入したとみられるが、別の被害患者の男性=当時(88)=には事前に消毒液が混入された点滴袋を取り付けた可能性がある。

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