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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「汗」》ボランティアで流す汗 (1/2ページ)

 連日の猛暑。取材で回っている大阪のオフィス街もアスファルトの照り返しで立っているだけで、汗が噴き出してくる。そんな中、西日本豪雨の被災地にボランティアに行ってきたという会社員の話を聞きにいった。

 田辺三菱製薬の45歳の会社員。大規模な浸水に見舞われた岡山県倉敷市真備町地区に今月25日に向かい、住宅に流れ込んだ土砂の撤去を手伝ったという。同社には、年6日間取得できる有給の特別休暇の制度「ボランティア休暇」があり、それを利用して平日1日休んでボランティアに従事した。

 訪れたのは、60代の夫婦の自宅で、まだ湿った泥を3時間かけてかきだした。一瞬、「3時間だけ?」と思ったけれどこの酷暑の中、屋内で重い泥を運ぶ作業は想像以上に体力を奪う。体力自慢の男性が「全身がつる」と訴え、滝のように汗が流れたという。帰り際、夫婦が涙と汗でくしゃくしゃになった顔でお礼を言ってくれたのが忘れられないという。

 西日本豪雨の被災地では、まだ避難している方も多い。土砂が流入した家の片付けにも人手がまだまだ足りない。平日にボランティアに出かけることができる制度を設けている会社では、社員のボランティア休暇取得を促しているケースも増えている。