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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「涼」》女性記者の損と得、地味顔の損と得 (1/2ページ)

 「女は得だよなあ」。13年前に記者職で入社し、配属された支局で男性の先輩からよく言われた言葉だ。

 当時は私も大学を出たばかりの21歳。水もはじくピチピチ娘(死語)だったが、「そりゃ、美人ならね」といつも心の中で思っていた。すごい地味なのっぺり顔なんです、私。一重まぶたの下ぶくれ顔。数年前に産経新聞本紙で似顔絵入りコラムがスタートした際、私だけが一筆書きの浮世絵みたいな顔に書かれたのを見た時は、そして「すごい似てるね!」と周りに言われた時は、結構傷つきました…。

 たしかに、女性というだけで、男性より得な場面があることは否定しない。住宅街で捜査関係者が帰ってくるのを夜中まで待っていて、付近住民に110番通報される男性記者も少なくないが、私は今まで通報されたことはない。

 子供に話しかけるときに女性だと警戒されないような気もするが、個人のキャラのような気もするし、「女が得だ」といっても、まあ、そのぐらいだろう。なので、うらやましがられるほどの得をした記憶はない。というか、冒頭の言葉を今言われたら、そんなくだらないこと考えてないで、お前仕事しろよ、と言ってしまいそうだ。

 そして、美人は目立つし、男共は分かりやすく美人に寄っていく。うらやましい。すごくうらやましい。友人にも職場にも美人はたくさんいるが、これが性格の最悪な美人なら溜飲が下がるものの、心まで美しかったり、さらに努力家だったりもするから「美人って得でいいね」と妬むのもくだらなくなってくる。