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【有本香の以毒制毒】「石破首相」誕生なら小池劇場の二番煎じ 小学校の児童会長選挙レベル…政策よりクリーンさ強調 (1/2ページ)

 6年の長きにわたり、日本の政権トップの座にある安倍晋三首相の不幸は何か、といえば、好敵手がいないことであろう。野党の体たらくは言うに及ばないが、自民党内でも政策・政局両面で火花を散らす「敵」がいない。これ実は、安倍首相はもちろん、日本にとっても不幸なことだ。

 その点で、最近とりわけ多くの人をガッカリさせたのが石破茂元幹事長である。

 自民党総裁選への出馬は早々に表明したものの、「正直、公正」という、小学校の児童会長選挙の宣伝文句のごときキャッチフレーズが書かれたボードを背に、「正直、公正、謙虚、丁寧な政治を取り戻したい」「『政治と行政の信頼回復100日プラン』を早急に作る」と言う石破氏の姿を見て、めまいがしそうだった。

 いやしくも日本の総理総裁を目指そうという人が、「日本をどうするか」ではなく「正直者の私を信頼して1票ください」と言うなんてどんな悪い冗談か。

 石破氏が先月上梓した『政策至上主義』なる本も購読したが、これにも唖然とした。本の題名から「政策集」かと思いきや、肝心の自身の政策が書かれていない。本の帯には「この国には解決策が必要だ」「次期総理候補No.1」のコピーが躍っているが、ページを繰っても繰っても「解決」が出てこない。「政策通」と言われてきた石破氏は一体どうしたのか。

 総裁選出馬会見の映像を見ていて気づいた。やはり石破氏は、ある人物にそっくりだと。

 ある人物とは、小池百合子東京都知事である。一見、似ても似つかず正反対に見える石破氏と小池氏は、実は政治家としては「うり二つ」。次のとおり共通点が多い。

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