記事詳細

【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「残」》詐欺グループの見分け方は“残念な”着こなし? (1/2ページ)

 「残念な○○」という言葉をご存じだろうか。例えば、「残念なイケメン」。インターネット上などでは、「イケメンだが、言動や性格、趣味などに難がある男性のこと」を指し使われる。また、ベストセラーの児童書「ざんねんないきもの事典」(高橋書店)では、「クラゲは口と肛門が一緒」というように、人間からみると「なんでそこが、そうなっちゃったの…」というような、生き物のちょっと変わった生態を紹介している。

 こうしてみると、「残念な…」という言葉には、「イメージと違ってがっかり」「外見と中身が異なる」といったマイナス方向の意外性や、少し間の抜けた感じがニュアンスとしてあるようだ。

 先日、この「残念」という表現がしっくりくる出来事があった。

 息子などをかたり、高齢者から現金やキャッシュカードなどをだまし取る特殊詐欺事件で、電話で要求した金品を息子の同僚を名乗って受け取りに行く「受け子」と呼ばれる犯人の手配写真を見たときのこと。茶色に染めた髪を無理やりジェルでなでつけ、あごには無精ひげ。ネクタイはだらしなく曲がり、スーツはぶかぶか-。防犯カメラから切り取った画像は、まさに「残念な社会人」という感じだった。

 スーツのサイズがあっていない、スーツにスニーカーを合わせている…。こうした受け子の“残念な”着こなしの特徴を押さえることで、警察が職務質問などで犯人を摘発するケースが増えてきているという。今年6月には、東京都調布市の京王線仙川駅で、白ワイシャツにスーツ風の黒ズボンをはいてうろつく若い男に警察官が職務質問したところ、埼玉県内の女性からキャッシュカードをだまし取った詐欺グループの受け子であることが判明。男は19歳の少年だった。「年齢に見合わない格好がひっかかった」。捜査関係者はそう説明する。

関連ニュース