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【松井一郎 維新伝心】台風21号、怖いほどの強風…関空の完全復旧を早急に進める 自民党総裁選、消化試合なら前倒しを (1/2ページ)

 台風21号は、25年ぶりに「非常に強い」勢力のまま4日、四国や近畿地方を縦断した。最大風速58メートルという、想像を絶する強風は各地に大きな被害をもたらした。

 私は午前中から大阪府庁で台風対策の指揮を執っていたが、窓の外の風景は正直、怖くなるほどだった。海沿いの地域では、強風でトラックが横転し、軽自動車が宙を舞ったという。

 関西電力の供給エリア(大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、福井、滋賀)で、800本以上の電柱が折れ、最大210万軒以上が停電になった。関電関係者による総力を挙げた作業で約9割が復旧した。この努力には感謝したい。

 事前に被害が予想されていたため、台風通過前から電車は運休となり、企業も臨時休業として社員を自宅待機させるなど、対策を取っていた。台風被害は大きかったが、都市としての混乱は少なかったと思う。

 ただ、関西国際空港(関空)の連絡橋に、強風で流されたタンカーが衝突して橋が壊れたことは想定外だった。関西経済は現在、訪日外国人客(インバウンド)による需要に沸いている。国内線と国際線の一部は運航を再開したが、1日約10万人が出入りする同空港を早急に完全復旧させなければならない。

 私が、関空が完全復旧するまでの間、近隣の神戸空港や大阪(伊丹)空港での代替輸送を首相官邸に要請した6日未明、北海道で最大震度7を観測する大きな地震が発生した。

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