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石破氏、沖縄向け動画で「玉城氏援護」「米軍集中は『反基地闘争』回避のため」 佐藤守・元空将「とても首相は任せられない」 総裁選 (1/2ページ)

 自民党総裁選(20日投開票)で、石破茂元幹事長の陣営が沖縄県向けに制作した動画が、波紋を広げている。在日米軍基地が集中する理由について、日米両国が「反基地闘争」回避のために本土から移したという石破氏の発言を地元紙が報じ、自民党や自衛隊OBらの反発を呼んでいるのだ。事実上の与野党対決となっている沖縄県知事選(30日投開票)に、影響を与える可能性がある。

 物議を醸している動画は、地元紙・沖縄タイムスが13日、取り上げた。ちょうど、知事選の告示日だった。

 石破陣営は、自民党総裁選の特設サイトで、47都道府県向けの動画を配信している。そのなかの沖縄向けメッセージで、米軍基地が集中している理由をこう説明した。

 「1950年代、反米基地闘争が燃えさかることを恐れた日本と米国が、当時米国の施政下にあった沖縄に、海兵隊の部隊を移したからだと聞いている。(略)このことを決して忘れてはならない」

 石破氏の主張を受け、沖縄タイムスは「元防衛相が政治的要因を認めた」「閣僚経験者が本土の反対を懸念して、沖縄に米軍基地が集約された経緯について発言するのは初めてとみられる」と特筆している。

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