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大規模な山崩れ…山体崩壊、火山学者が警鐘「火山の麓はどこでも注意が必要だ」 富士山、箱根など 火山灰堆積危険域全国に18万 (1/3ページ)

 最大震度7を観測した北海道の地震では、大規模な山崩れが発生した。火山灰が積み重なったもろい地盤が崩れたとみられるが、同様の地形は日本各地にあり、富士山や阿蘇山、箱根山など人気の山も例外ではない。千葉や茨城などで地震が相次ぎ、このところの豪雨で地盤の緩みも懸念されている。専門家は「火山の麓はどこでも注意が必要だ」と山体崩壊に警鐘を鳴らす。

 多数の死者や不明者が出た厚真(あつま)町周辺の山では、同時多発的に斜面が崩れ落ち、土砂が津波のように住宅をのみ込んだ。緑色だった尾根は、茶色の岩肌がむき出しとなった。

 砂防学会の緊急調査団は14日、土砂崩れ現場を調査。団長を務めた北海道大の小山内信智特任教授は「今も危険度が高い状態が続いており、震度6弱程度でも崩壊が起きる可能性はある。不必要に斜面に近寄らないようにしてほしい」と呼び掛ける。

 石川県立大の柳井清治教授は「(厚真町の西側にある)樽前山の約9000年前の噴火でできた火山灰層が露出していた。9000年近く安定していた層が崩れたことになる」と指摘。「緩い斜面でも崩れていた現場があった。地震による斜面崩壊の特徴だ」とした。

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