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安倍首相の“歴史的演説”書いたスピーチライター・谷口智彦氏が激白「石破氏にとって『憲法改正』とはその程度だったのか」 (1/2ページ)

 自民党総裁選(20日投開票)の最中、安倍晋三首相(総裁)の外交スピーチライターを務める谷口智彦・内閣官房参与の著書『安倍晋三の真実』(悟空出版)が注目されている。憲法改正や超高齢化などの難題を抱え、冷厳な安全保障環境に直面する日本が取るべき針路とは。安倍首相と石破茂元幹事長が激突した総裁選に何を期待するか。谷口氏を直撃した。

 「第2次政権発足から5年9カ月、安倍首相の政策は一貫性があるが、中央官僚や自民党議員にまだ十分理解されていないと思った。中長期的な政策の意義を周知し、今は政権継続が国益にかなうと言いたかった」

 谷口氏は執筆の動機をこう語った。同書は、第1次政権の挫折を乗り越え、強い覚悟と決意で日本を牽引(けんいん)する安倍首相の実像に、官邸内部から迫っている。

 谷口氏は東大法学部卒業後、「日経ビジネス」の主任編集委員や外務省勤務などを経て、2013年から安倍政権の内閣審議官、14年4月から内閣官房参与を務める。安倍首相は15年4月、米上下両院合同会議で歴史的演説を行ったが、その元原稿を書いた人物だ。

 安倍官邸の「中長期的」方針は、強い経済力の確立、「全世代型」社会保障への移行、日本の独立と東アジアの平和の維持といった、国内外の重要課題に取り組むうえで不可欠だ。

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