記事詳細

【高橋洋一 日本の解き方】iPhoneの価格は高い? 各国の為替レートで検証 (1/2ページ)

 先日発売された米アップルの新型「iPhone(アイフォーン)」をめぐっては、値段の高さが指摘されている。アップルストアでは画面サイズ5・8型、記憶容量64ギガバイトモデルで本体価格が11万2800円、上位機種の6・5型、512ギガバイトモデルでは本体価格16万4800円である。

 iPhoneが高機能化していることも価格が高い要因の一つともいわれるが、前モデルとの差をいえば、今度の6・5型ディスプレーは魅力であるものの本体性能はほぼ同じである。

 米国のアップルストアをみると、前記の2機種の本体価格はそれぞれ999ドル、1449ドルである。為替レートをそれぞれ1ドル=112・9円、113・7円として日本での販売価格を決定したようだ。だいたい今の為替相場の水準が継続するだろうとの予想だろう。

 英国のアップルストアをみると、上記の2機種の本体価格はそれぞれ999ポンド、1449ポンドである。この場合、それぞれ1ドル=1ポンド換算だ。1ポンドは1・3ドル程度なので、999ポンドではなくラッキー7の777ポンドでないと、英国人はiPhoneの価格を高く感じてもおかしくない。米国に出張に行くビジネスマンなら米国で買うだろう。

 ユーロ圏では、それぞれ1149ユーロ、1649ユーロであり、それぞれ1ドル=1・15ユーロ、1・14ユーロ換算だ。これは、1ユーロ=1・17ドルの現状の為替レートとそれほど変わらず、ユーロ圏の人は高く感じないだろう。

関連ニュース