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ノーベル平和賞「本命」に文氏&正恩氏!? 英ブックメーカーで1番人気に 「そもそもノーベル平和賞はいい加減」 (1/2ページ)

 今月5日に発表予定のノーベル平和賞をめぐり、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、英ブックメーカーの予想で1番人気となっている。南北首脳会談が「本命」の理由とみられるが、「北朝鮮の非核化」はまるで進んでいない。数々の残虐行為で知られる正恩氏が受賞となれば、逆に賞自体の権威が失墜しかねない。

 英大手ブックメーカー「ラドブロークス」の予想(3日午前8時現在)によると、1番人気は、正恩氏と文氏のダブル受賞。正恩氏と米朝首脳会談を行ったドナルド・トランプ米大統領が2番手で追い、スペインからの独立運動を指導するカタルーニャ自治州のカルラス・プチデモン前州首相とUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が3位につけている。

 正恩氏と文氏は今年4月、南北軍事境界線のある板門店(パンムンジョム)で首脳会談を行い、「南と北は、完全な非核化を通して核のない朝鮮半島を実現するという共通の目標を確認した」とする「板門店宣言」に署名した。

 その後、2回にわたって南北首脳会談が開かれたが、「北朝鮮の非核化」の先行きは視界不良のままだ。米国の求める核兵器や核関連施設の申告に北朝鮮は応じることなく、見返りとして朝鮮戦争(1950~53年)の「終戦宣言」や制裁緩和を引き出そうと、国営メディアで米国を非難すらしている。

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