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「ポスト安倍」レースが大激変!? 最有力候補・岸田氏に迫る加藤総務会長 「派内混乱」石破氏は後退か (3/3ページ)

 ■第2集団として河野氏と茂木氏が頭角

 石破氏が「ポスト安倍」レースから脱落しつつあるなか、第2集団として、河野氏と茂木氏が頭角を現している。

 河野氏は、総裁選翌日の記者会見で「いずれ総裁選に名乗りを上げたい」と語った。菅義偉官房長官も「将来の首相候補だ」と太鼓判を押す。親中派で護憲派だった父、洋平元衆院議長とは大違いだ。

 茂木氏は、総裁選で対応が割れた竹下派の衆院側を「首相支持」でまとめた。閣僚としての実績もある。安倍首相は今回の内閣改造で、茂木氏に「全世代型社会保障改革」を兼務させ、その期待感を示した。

 安倍首相は、「ポスト安倍」となる次のリーダーは自らの手で育ってくるべきだとのスタンスだ。一方で、力を失わずに首相の座を退き、「キングメーカー」のような立場も狙っているとみられる。

 果たして、「ポスト安倍」レースはどうなりそうか。

 政治評論家の有馬晴海氏は「これまで『ポスト安倍』候補は、岸田氏と石破氏、河野氏に加え、野田聖子前総務相の名前から作った『岸破聖太郎』(きしば・せいたろう)が基本路線だった。ただ、今の流れからいくと、加藤氏もいい感じで浮上してきた。彼らが次の総裁選までに、どれだけ経験を積むかだ。自らの力で勝ち取る気概がなければ、安倍首相や麻生太郎副総理兼財務相らが『○○○○でいいんじゃないか』と言って、趨勢(すうせい)が決まる可能性もある。それより、安倍首相が『自分はもっとやれる』と、さらに続投することもあるだろう」と語っている。

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