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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「爽」》安倍改造内閣、新人最多12人も爽やかさとは無縁… (1/2ページ)

 第4次安倍改造内閣の顔ぶれは残念ながら「爽やか」だとは言い難い。閣僚19人のうち12人が初入閣となれば新鮮さがウリとなりそうだが、首相を支持した自民党5派閥からの「入閣待機組」が多くを占め、中には舌禍で世間を騒がせした議員もいる。そのため、永田町では組閣直後から“在庫一掃内閣”と揶揄(やゆ)される始末…。

 官邸筋によれば、新任閣僚は「所管外のことは話すな。例え話はするな」など就任にあたり厳しく注意されたらしい。だが、永田町では「全員野球内閣」のメンバーチェンジがいつなのか? とささやかれている。政治記者は当面、戦々恐々の日々が続きそうなのだ。

 2日の新内閣発足直後、新任閣僚が首相官邸で記者会見を開いたが、早速、記者団の失笑を買ったのは櫻田義孝五輪相だ。

 櫻田氏は会見で「東京オリンピック・パラリンピック」と話すべき部分で「東京パラピック」と3回も言い間違えた。直後に「東京パラリンピック」と訂正したものの、「オリンピック」は忘れられたまま、会見は終了した。

 4日には2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長と面会。森会長が自身の体調に言及したのに対し、櫻田氏は「(体を)大事にすれば長持ちしますから。みんなで働いてずっと長持ちして、耐久年数を長くもたせていただいて、オリンピックをちゃんとやっていただきたい」と応じ、会場は微妙な空気に包まれた。櫻田氏の取材では「大臣が何を言い出すかわからない」という不安がつきまとう。

 唯一の女性閣僚である片山さつき地方創生相はすでに週刊誌に過去の「暴言」や政治資金に関する疑惑が報じられた。元財務官僚で、頭の良さは党内有数。一方で、永田町や霞が関での人望の薄さは有名で、「ここで失敗すれば片山氏の政治家人生は終わり」(閣僚経験者)との評価をはね返すことができるか。

 首相と近い柴山昌彦文科省も就任早々、危うさを感じさせた。就任会見で教育勅語に対する認識を問われ「現代風に解釈され、アレンジした形で道徳などに使うことができる分野は十分にある」と述べた。記者には柴山氏の発言に違和感はないが、野党が教育勅語に関する見解を閣議決定した政府答弁書との整合性を問題視する可能性について、柴山氏は想定していただろうか。