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【室谷克実 新・悪韓論】観艦式で「帥子旗」を掲揚… 文氏は“抗日将軍”の哀れな末路を知らないのか (1/2ページ)

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権はいま、国内の「反日ボルテージ」を高めようと画策している。何をしてもうまくいかない状況の中で、世論が「反政権」に向かい出したときに「国民の目線」を変える準備なのかもしれない。

 背景には、すでにうっそうと堆積している「反日」の土壌がある。それに加えて、何をしても日本政府はせいぜい「遺憾」と言うだけという“正しい見切り”がある。

 同国南部・済州(チェジュ)島沖で行われた国際観艦式で、文大統領が乗船する査閲艦に、豊臣水軍と戦った李舜臣(イ・スンシン)将軍由来の「帥子旗」が掲揚された。参加国には「自国の国旗と韓国旗の他は掲揚しないように」と要請しておきながら…。

 これは、韓国が国際スポーツ大会のたびに見せる国技「ホームの権利(わがまま)行使」によく似ている。

 帥子旗の由来が正しいのか、あるいは李将軍が豊臣水軍に勝ったのかどうかは、さておく。問題は「抗日の旗」と認識されている帥子旗を、各国海軍の親善行事であえて掲揚したことだ。

 もちろん、国内向けだ。政権として「反日の意欲」を示したのだ。

 観艦式で査閲があった翌日、韓日文化交流会議の主催で学術会議が開かれた。韓国側は基調講演で「1965年の韓日基本条約に基づいた体制は限界に直面した」「限界となった要因を積極的に克服しようとする努力が必要」と述べた。

 基本条約と付属協定の見直しを提起したと見るべきだ。徴用補償に関する韓国最高裁の判決が出る前に、「基本条約や付属協定など、もう意味がない」という空気を国内にみなぎらせたいのだろう。

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