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米朝首脳再会談は越年へ トランプ氏は中間選挙後に強硬路線復帰か (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領と、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による2回目の米朝首脳会談が、来年以降に先延ばしされる見通しになった。「北朝鮮の非核化」をめぐる両国の協議が難航しているとみられる。来月の米中間選挙後、朝鮮半島情勢が再び緊張する可能性もありそうだ。

 「年明け以後、いずれかの時期に開催されそうだ」

 米政府高官は19日、記者団にこう語り、米朝首脳会談が年内開催される可能性は低いとの見方を示した。ロイター通信が同日報じた。

 首脳会談をめぐっては、マイク・ポンペオ国務長官が7日、北朝鮮の首都、平壌(ピョンヤン)で正恩氏と会談した。米国は、北朝鮮に非核化に向けた具体的行動を促す一方、北朝鮮は見返りとして、まずは米国が体制保証措置を取るべきだなどと譲らず、協議は足踏みしていた。

 北朝鮮の非核化を後押しするためか、米韓両軍も動いた。

 米国防総省は19日、シンガポール訪問中のジェームズ・マティス国防長官と、韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相が、12月に予定されていた定例の米韓合同軍事演習「ビジラント・エース」の中止を決めたと発表した。マティス氏は日本の岩屋毅防衛相にも、演習中止を伝えた。

 ただ、こうした動きを「平和への動き」と楽観視するのは早い。

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