記事詳細

サウジ記者殺害 トランプ大統領、皇太子関与を明言せず

 トランプ米大統領は20日、米国在住だったサウジアラビア人記者、ジャマル・カショギ氏の殺害事件に関する声明を発表し、サウジ最高権力者のムハンマド・ビン・サルマン皇太子の関与については明確な態度を示さなかった。

 サウジが米国に4500億ドル(約50兆円)投資することで合意しており、「サウジはイランと戦う上で重要な同盟国だ」と強固な関係を維持する考えを強調。カショギ氏殺害については、米主要メディアが、皇太子が暗殺を命令したと米中央情報局(CIA)が結論付けたと報じたこともあり、トランプ氏の対応が注目されていた。

 トランプ氏は声明で、記者殺害に関し「皇太子は関与を強く否定している」と前置きし、米情報機関が分析を続けているとした上で「皇太子が関与したかもしれないし、しなかったかもしれない」「事件に関する全ての事実を知ることは決してできないかもしれない」と指摘した。(共同)