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【小池百合子 強く、そしてしなやかに】「東京の公園」もっと魅力的に 貴重な資源、最大限に生かしたい (1/2ページ)

 日本初の洋風近代式公園として1903年6月に開園した都立日比谷公園に11月、スポーツをテーマにした新しい施設「スポーツステーション&カフェ」が誕生した。

 皇居や官公庁、ビジネス街に近く、日比谷公園の新たな拠点として、ランナーが気軽に利用しやすい「ランステーション」機能や、美と健康に優しいメニューを提供する「カフェ」機能、オリンピックをはじめとするスポーツイベント関連の展示を行う「スポーツギャラリー」を備える。

 「ご当地鍋」や「魚まつり」など、季節を感じさせる数多くのイベントを提供し、親しまれてきたが、新たな拠点も堪能してほしい。

 今回、「公園」に触れたのには理由がある。私は2016年夏の都知事就任以降、「公園」の活用に取り組んできた。

 魅力的な都市では公園は「憩いの場」であり、NPOなど民間の力も加われば観光や経済活性化の起爆剤となるからだ。

 この貴重な「資源」を活用しないのは、もったいないの一言に尽きる。

 都内には71の都立公園がある。これまでは都市公園法に基づき「私の権利」が制限され、公園ごとに利用者のニーズをとらえて独自色を打ち出して引きつけるとの考え方は足りなかったようだ。

 米ニューヨークでは、市内の貨物用廃線を生かし、緑化することでハイライン公園(空中公園)として人気を集める。

 近隣の再開発に拍車をかけ、不動産の価値も高まった。年間約500万人近くの入場者が訪れているそうだ。

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