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中国情報当局トップ“極秘来日”の真相 専門家「日本を取り込みたい中国側の意思のあらわれ」 (1/2ページ)

 中国の情報機関トップ、陳文清国家安全相が今秋、極秘来日して公安調査庁や外務省の幹部らと接触していたと、読売新聞が23日朝刊で報じた。マイク・ペンス米副大統領が10月4日、「(中国に)断固として立ち向かう」などとワシントンのシンクタンクで演説し、米中新冷戦が顕在化した直後のタイミングだけに、中国側の意図が注目されている。

 同紙によると、陳氏は10月末から11月初旬の来日中、日本の情報当局幹部と面会し、2020年東京五輪と22年北京冬季五輪を見据えたテロ対策での連携や、情報当局間の交流強化を確認。北朝鮮情勢についても意見交換したという。

 国家安全省は、中国の情報機関で、諜報・防諜活動を主業務とする。米国のCIA(中央情報局)やFBI(連邦捜査局)、英国のMI6(秘密情報部)やMI5(情報局保安部)に相当するとされる。

 中国の通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」の副会長兼最高財務責任者(CFO)が今月1日、米国の要請でカナダで逮捕された直後、中国でのカナダ人元外交官らの拘束を実行した当局といわれる。

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