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【高橋洋一 日本の解き方】立憲会派は「選挙互助会」に 平気で「踏み絵」踏む人たち 国民民主は草刈り場の道も (2/2ページ)

 しかも、民主党時代の(1)と(2)は長期的には正しい選択だった。普天間の危険性を除去するためには辺野古への移転はやむを得ない。原発も、コストを考えれば長期的にフェードアウトするが、当面容認するのは理にかなった対処である。

 ただし、民主党時代の(3)は間違いだ。そもそも、消費税を社会保障目的税としている国はない。社会保障は保険方式なので、原資は基本的に保険料、それを払えない人の分は累進所得税というのが正解であり、消費税の出てくる余地はない。旧民主党で中枢にいた枝野氏は、自らの変節を棚に上げているのだろうか。

 民主党最後の政権で首相だった野田氏が立民に合流するとき、「踏み絵」をどうするのか、興味あるところだ。(1)と(2)は変節してもいい。過ちを改めることにはばかるなかれだ。しかし、(3)について、野田氏は消費増税の首謀者であり、最も責任が重い。

 もう一つの興味は、リベラル排除に乗った国民民主党だ。今回の動きの中で、再び立民に合流したら、単なるお笑いだ。そうかといって、独自の道を歩もうとしても、ジリ貧は不可避で、他党の草刈り場となり、自然消滅の道が待つ。思い切って保守系野党はどうか。そのくらいしか活路はないだろう。(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

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