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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「聖」》ハンサムな外国人からメッセージ…国際ロマンス詐欺の手口  (2/2ページ)

 民間の支援団体のウェブサイトなどによると、詐欺師は戦地にいる軍医や軍人、ジャーナリストなどを名乗り、女性に対して繰り返し求愛のメッセージを送信。電話などでさらに親密になると、一度も会うことなく「結婚しよう」などと誘惑し、あるとき、「戦場で負傷して入院費が必要だ」「荷物を日本に送るのにお金がかかる」などと言って金銭を要求する。1度に数百万円をだまし取られるケースもあるという。被害は世界的に急増しており、独身の日本人女性もターゲットのようだ。

 会ったこともない相手に、本当にだまされるのだろうか-と思う人もあるかもしれないが、手口は巧妙かつ残酷だ。詐欺師が金銭を要求するまで、「愛している」「きれいだね」「結婚しよう」などといった「ロマンス」のやりとりが数カ月以上続くこともあるといい、金銭的な被害だけでなく、相手への信頼や人生設計を崩壊させられる女性の精神的なダメージは計り知れない。

 聖人か、詐欺師か-。SNSを通じ、親指一つで誰とでもつながれる時代。だからこそ、慎重に相手を見定める力を養わないといけない。見栄えのいい写真に一瞬「ドキッ」としてしまった自分を恥じつつ、改めて肝に銘じたい。(い)

 【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。12月のお題は「聖」です。