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【長谷川幸洋「ニュースの核心」】野党にマスコミ…理想ばかり唱え「現実見ない」左派の“必然的”衰退 (1/2ページ)

 旧民進党系の衆院会派「無所属の会」(岡田克也代表、13人)に所属する安住淳元財務相や大串博志議員ら6人が先日、立憲民主党会派入りした。岡田氏も後から入会する方向という。

 安住氏は「参院選を控えて、そろそろ核になる野党が必要。自民党に本格的に対抗できる勢力の軸をつくりたい」と語っている。

 いまさら、そんな話を聞かされても、多くの有権者はシラケるだけだろう。元はと言えば、支持率が激減した旧民進党が「旧希望の党」人気にあやかって解党し、議員たちが散り散りバラバラになったのが混迷の始まりだ。

 自分たちで政党を壊しておきながら、「自民党に対抗できる勢力を」などと言っても、それなら壊さなければよかっただけの話ではないか。「なぜ、旧民進党は壊れたのか」について真摯(しんし)な総括がない限り、いずれまた内輪げんかを繰り返すのは目に見えている。

 私は元左翼だったので、野党が内ゲバをする理由はよく分かる。一言で言えば、彼らは現実に立脚せず、理想ばかり唱えているからだ。

 理想は頭で考える話なので、いくらでも思いついて主張できる。思いつきだから、議論しても妥当な根拠や正しい結論などありようがない。「オマエの考えはダメ」と言われれば、それまでだ。

 だから、議論がヒートアップしてくると、最後はけんか別れにならざるを得ない。

 彼らがいかに現実離れしているかは、激動する国際情勢について、ほとんど発言がないことで証明されている。米国と中国の新冷戦、あるいは北朝鮮の「核・ミサイル」問題について、野党から聞くに値する意見が出てこない。

 私は試しにグーグルで「野党名と北朝鮮、米中新冷戦」などと検索してみたが、読むに値しそうな記事はヒットしなかった。彼らは沈黙を守っているも同然である。

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