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安倍首相 新春独占インタビュー(後編) 日露交渉「我々の世代で終止符を打つ」 衆参ダブル選挙は「頭の片隅にもない」 (1/3ページ)

 --ロシアとの領土交渉・平和条約締結が注目されている

 「戦後70年以上、この問題は残されてきた。さらに20年、30年解決されなければ、歴史の彼方に消えてしまいかねない。私と、ウラジーミル・プーチン大統領は18年11月、シンガポールでの日露首脳会談で、『次の世代に先送りすることなく、必ず終止符を打つ』という決意を共有した。19年1月に私が訪露し、同年6月、大阪でのG20(20カ国・地域)首脳会議で、プーチン氏をお迎えする」

 --臨時国会閉会(18年12月10日)後の世論調査で、内閣支持率が下落した。改正出入国管理法の審議が「拙速」との指摘がある

 「批判は真摯(しんし)に受け止める。そのうえで、地方の中小・小規模事業者は深刻な人手不足に直面している。特に深刻な分野に限り、即戦力となる外国人材を受け入れるのは喫緊の課題だ。いわゆる移民政策ではない。国会の議論を踏まえて、日本人と同等の職場環境、賃金面での待遇は確保する。新たに設置する出入国在留管理庁で、在留管理を徹底する」

 --沖縄・米軍普天間飛行場の辺野古移設での土砂投入を、左派野党や一部メディアは批判している

 「市街地の真ん中にあって『世界一危険』といわれる普天間飛行場の固定化は絶対避けなければならない。これは、政府と沖縄の共通認識だろう。2009年の衆院選で、民主党の鳩山由紀夫代表(当時)は『最低でも県外』と訴えて政権を獲得した。ところが、地元も日米関係も大混乱させて、『辺野古しかない』と回帰した。鳩山内閣は閣議決定をし、移設計画を立てた。私たちが進めているのは、その計画そのものだ」

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