記事詳細

【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「春」》「“合意書”も公開 春までに住民投票への道筋はつくのか」 (1/2ページ)

 「平成最後の…」。こう記されることが多かった昨年後半。最後の最後で大阪の政界もごたつき、収拾がつかないまま年明けを迎えた。

 それは、大阪都構想の賛否を問う住民投票の実施時期をめぐり、大阪維新の会と公明党の協議が決裂したことに端を発する。維新代表の松井一郎・大阪府知事が、参院選までの実施に公明側の協力が得られない場合、11~12月の任期満了前に吉村洋文・大阪市長(維新政調会長)とそろって辞職し、出直し知事・市長選(ダブル選)に臨むことも辞さない構えを見せているからだ。

 松井知事は昨年12月26日の定例会見で、公明と議員の任期内(4月中)での住民投票合意に約束したとする合意書を公開。「約束をほごにされた」と訴えた。一方、公明側はこれに猛反発。公にしないという約束を維新側が破ったということに加え、住民投票の実施時期は議員の任期内ではなく、知事・市長の任期内だと批判し、両党に歩み寄りの兆しは見えない。

 とはいえ、このまま出直し選に持ち込んだとしても、住民投票実施へのハードルは高いだろう。

 現状として、府議会・市議会で第一党ではあるものの過半数を占めてはいない維新にとって、今春の選挙で過半数に達する見通しは極めて低い。公明に“三くだり半”を突きつけるとなると、協力を得られる可能性は少なく、住民投票実施は頓挫する恐れもある。