記事詳細

【高橋洋一 日本の解き方】「みんなの党」は復活するのか 保守系第三極の受け皿狙う…政策重視かイメージ重視か (2/2ページ)

 選挙は「政策」と「政治家の人柄・雰囲気」という2つの軸で競う。政策によって党の基礎基盤票が作られ、政治家の人柄・雰囲気は時として「風」を起こし、党勢を一気に拡大させたり減少させたりする。

 みんなの党の政策は、前とまったく同じである。今のアベノミクスの先取りのところもあり、一定の実績もあるといってもいいだろう。その点において支持者がいるのではないか。

 政治家の人柄の点では、どういう人が集まるのかわからない。今のところ渡辺氏だけが分かっているが、党を内紛で分裂させたマイナスイメージがあるのは避けられない。

 要するに、政策の良さと政治家のマイナスイメージのどちらが勝るのかが、選挙結果に反映されることになるだろう。

 7月の参院選に向けて、政治の動きは慌ただしい。旧民主党が3分裂したので、革新系では、選挙協力「互助会」ができようとしている。分裂したものの、統一候補を擁立しようとする動きが全国各地で見られる。そうした中で、有権者の選択肢が広がるのは望ましいので、みんなの党が出てくるのはいい傾向だろう。

 みんなの党が以前のように復活するかどうかは、今後どのような候補者が集まるか次第だろう。いずれにしても、ダブル選挙も噂される7月の参院選に向けて、各党において熾烈な政治サバイバルが繰り広げられるのは確実である。 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

関連ニュース