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米政府機関、一部閉鎖を解除へ トランプ大統領「政府を再開することで合意した」

 トランプ米大統領は25日、1カ月超続く連邦政府機関の一部閉鎖を解除することで議会と合意したと発表した。議会上院は2月15日までの支出を手当てするつなぎ予算案を可決。下院の可決と大統領の署名を経て成立する見込みとなった。トランプ氏が求めていたメキシコ国境の壁建設費は含まない。壁建設に反対する民主党に譲歩する形となったが、両者の隔たりは大きく、3週間後に再び混乱する可能性がある。

 予算失効に伴う政府閉鎖は昨年12月22日に始まり、過去最長を更新する35日目に突入していた。トランプ氏はホワイトハウスで記者会見し「政府を再開することで合意した」と表明した。

 ただトランプ氏は引き続き壁建設を目指す考えを強調。国境警備を巡る3週間の協議で合意できなければ、再度の政府閉鎖や国家非常事態宣言も辞さない構えを示した。

 政府閉鎖の長期化で職員約80万人が一時帰休や無給勤務を強いられた。国民生活や企業活動への悪影響が広がっていたため、トランプ氏は国民の高まる不満を見過ごせなくなった。(共同)