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「不正は不正、お門違いだ」ゴーン被告の“策略”非難に日産関係者が反論

 日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(64)が日本経済新聞のインタビューで、事件に結び付いた日産の社内調査を「策略」と非難したことに、日産関係者が「不正は不正で、お門違いだ」と反論した。

 ゴーン被告はサウジアラビア人の知人側への送金を巡り、出元となった最高経営責任者(CEO)用の予備費は「必要な幹部がサインしている」と主張。関係者は「他の地域で予備費から出すことはない。特殊中の特殊でおかしい」とし、ゴーン被告に「長期にわたる絶対君主化があったという認識が足りない」と批判した。

 ルノーとの経営統合案を昨年9月、日産の西川広人社長兼CEOと協議したとするインタビュー発言にも、関係者はゴーン被告が関係強化の話だけをしていたはずだと振り返り「不思議な感じだ」と指摘した。

 ゴーン被告は仏経済紙レゼコーなどのインタビューでも、疑惑は日産側の「反逆」によるもので「私の名声を損ねるため現実をゆがめている」と主張した。

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